あなたは、広告コードと言われるものを知っていますか?
簡単に言うと、競馬予想サイトが集客をする際に、登録してきたユーザーがどこの広告媒体からの獲得なのかを判別する為に用いているのが広告コードです。
競馬予想サイトが、口コミ評価サイトに広告を出し集客を行っている事は、あなたも理解していると思います。

この広告コードの有無が、競馬予想サイトの広告出稿の有無を確認する一つの指標となります。

しかし、最近この広告コードをあえて隠す事をしている競馬予想サイトが増えてきているのです。
広告コードの確認が取れないと、広告掲載の有無の確認に支障が出てきます。

現状では、広告コードが隠されているのかどうか確認を取る手段がいくつか存在しています。

今回このページでは、そもそも広告コードとはどんなものなのか解説すると共に、広告コードの有無を確認する具体的な方法を紹介します。
司馬与夢(しば あとむ)司馬与夢(しば あとむ)

広告コードが何か知れれば口コミの捏造や操作に騙されず客観的に競馬予想サイトの実力を測れます。

しょかつあやとしょかつあやと

広告コードが表示しない時の広告コード隠しの有無を判別する方法も書いているっす。

せき ごうせき ごう

口コミ評価サイトのリンクふんでいく競馬予想サイトに広告コードがないときは、要チェックぽよ。

集客の詳細を把握する為のツールが広告コード

まずは、広告コードとは一体何なのか詳しく解説していきます。
広告コードは何も競馬予想サイト業界でのみ使われているものではなく、web広告業界では様々なジャンルのサイトが集客で使用しているものです。

集客をしたいwebサイトは、集客効果のありそうなネット上の広告媒体(広告サイト)にバナー広告・テキスト広告等の形で、自サイトのURLをリンクしてもらいます。

これがネット上の広告の形です。

広告ですから当然料金が発生します。

  • 期間保証型広告
    一定の期間(30日間等)特定の広告枠の掲載を保証する広告
  • クリック保証型広告
    掲載サイトリンクのクリックを一定数まで保証する広告
  • アフィリエイト型広告
    1件の成果(サイト登録や商品購入)に対して報酬が支払われる、いわゆる成果報酬型広告
web広告業界では上記のよう形態の広告が存在しています。
競馬予想サイトの集客では、主に「期間保証型広告」「アフィリエイト型広告(1登録で料金発生)」どちらかの広告形態にて口コミ評価サイト上で掲載されていると考えていいでしょう。
広告料金を支払うわけですから、広告掲載依頼主(クライアント)の競馬予想サイト側は、広告媒体(口コミ評価サイト)に対して費用対効果を確認する必要があります。

広告掲載をした結果、いくら儲かっているのかという確認です。

「期間保証型広告」の場合はあらかじめ料金が決まっていますが、「アフィリエイト型広告」の場合、1登録×単価(※3000円~4000円程度)で料金が決定。

※競馬予想サイト広告業界では1登録につき3000円~4000円程度が相場とされています。

競馬予想サイトは、複数の広告媒体(口コミ評価サイト等)に広告を出すわけですから、各広告媒体の費用対効果を確認する為に必要なのが広告コードです。
各広告媒体ごとに専用の広告コードを発行し、広告コード付きURLを該当の広告媒体(口コミ評価サイト等)に掲載してもらう事になります。

広告コード付きURLがどんなものか下記の例を見て下さい。

【例】https://keiba-truth.com/abcd12345
【例】https://keiba-truth.com/?ad=abcd12345
例のごとく、サイトのドメイン後ろの緑色の箇所『/』以降、記号・英数字が並んでいる部分が広告コードになります。

口コミ評価サイト等のリンクの飛び先URLでドメインの後ろに何らかの記号や英数字が並んでいる場合、その口コミ評価サイトは広告コード付きURLを掲載しているという事になります。

つまり、リンク先の競馬予想サイトを広告掲載しているという事です。

広告コード付きURLを掲載してもらう事で、競馬予想サイト側は下記の媒体効果を把握する事が可能です。
  • ユーザーのアクセス数の確認ができる。
  • ユーザーの登録数の確認ができる。
  • ユーザーの課金額の確認ができる。
広告コードとは、クライアントである競馬予想サイトが広告掲載依頼先の広告媒体(口コミ評価サイト等)の集客の詳細を測り費用対効果を確認する為のツールなのです。
しょかつあやとしょかつあやと

つまりは、どこのリンクふんで登録したとか競馬予想サイト側に把握されてるって事っすね。

しば あとむしば あとむ

そういう事だね。

せき ごうせき ごう

アフィリエイトってはじめて知ったぽよ~。

しば あとむしば あとむ

ネットの広告形態としては最もポピュラーなものと言っていいと思うよ。
期間保証型やクリック保証型と違って、成果が出た分だけお金を支払う形だから広告依頼する側にとってはありがたい広告形態だし。

しょかつあやとしょかつあやと

期間保証型にしろアフィリエイト型にしろ、その広告から何人登録があって何人予想を買ってもらって、結果いくら分の売上があったか集計しないと広告の価値を判断できないっすもんね。

しば あとむしば あとむ

その通り。
利用者がどこの広告からどれだけ入ったかわからないと費用対効果を検証できないからね。
その為に必要なのが広告コード。

似ている広告コードは広告代理店・広告会社が同じ?

複数の口コミ評価サイトを見ていると、ある競馬予想サイトにリンクをふんで飛んだ時、下記例のように広告コードが似ている場合を目にした事はありませんか?
【例】https://keiba-truth.com/abc001
【例】https://keiba-truth.com/abc002
【例】https://keiba-truth.com/abc003
広告コードの記号やローマ字の部分が同じで数字が違っていたりする場合があります。

なぜこうした現象が起きているのか?

理由としては複数考えられます。

  1. 口コミ評価サイトを複数運営している広告会社に、競馬予想サイトが直接広告掲載を依頼した場合。
  2. 競馬予想サイトが、間に広告代理店を挟んで広告媒体(口コミ評価サイト等)に広告掲載を依頼した場合。
これは、広告コードを発行する際、競馬予想サイト側の管理の問題で取引する会社(広告会社・広告代理店)ごとに同じ記号・ローマ字のものを設定し、取り扱う広告媒体ごとに数字を変える事で管理しやすくなるという理由が考えられます。
【例】A社が扱う広告媒体1⇒acom001
【例】A社が扱う広告媒体2⇒acom002
【例】A社が扱う広告媒体3⇒acom003
【例】B社が扱う広告媒体1⇒bcom001
【例】B社が扱う広告媒体2⇒bcom002
【例】B社が扱う広告媒体3⇒bcom003

上記のように、広告コード発行時に会社ごとにまとめて管理しやすくします。

その際に、「acom」「bcom」といったローマ字は、広告会社・広告代理店の会社名からもじって広告コードを発行されているケースも非常に多いでしょう。

しょかつあやとしょかつあやと

数字だけちがくて同じような広告コードがよくある理由がわかったっす。

しば あとむしば あとむ

一つの競馬予想サイトでいくつものサイトに広告掲載するわけだから、ある程度管理しやすくしないと収集つかないだろうしね。

せき ごうせき ごう

謎がとけたぽよ~。

司馬与夢(しば あとむ)司馬与夢(しば あとむ)

次の項目では、広告コード隠しが行われている場合の確認方法を紹介します。

隠された広告コードを確認する為の2つの方法

あなたは、競馬予想サイトに広告コード隠しの動きが広まっているのを知っていますか?
これまで、口コミ評価サイト上では広告掲載している競馬予想サイトのを掲載する際に、広告コード付きURLをリンクされていました。

また飛び先である競馬予想サイトの非会員TOPページでも、PCのブラウザ上で確認できるURLは広告コード付きURLが表示しました。

現在、この状況が変わってきています。

口コミ評価サイトから競馬予想サイトへのリンクが、ブラウザ上では競馬予想サイトのドメインが表示され、HTMLのソース上では口コミ評価サイトが設定した独自の転送URLや短縮URLがリンクに設定されているのです。

※HTMLのソースは見るにはPCから「ブラウザ上で右クリック」⇒「ページのソースを表示」、右クリックできない場合はブラウザのアドレスバーに「view-source:https://keiba-truth.com/」とview-source:の後に調べたいURLを入力する。

リポート転送URL
こちらの画像は、PCからとある口コミ評価サイトを見た際の画像です。
記事で取り扱われている競馬予想サイトのリンクにマウスのポインターをもっていくと、ブラウザの左下に赤枠で囲まれているように転送URLのリンク設定がされているのがわかります。
以前であれば、この時点で広告コードの有無を確認できましたが、現在では多くの口コミ評価サイトでリンクに赤枠のような転送URL・短縮URLが設定されており、掲載されているURLが広告コード付きなのかどうかの確認が取れなくなっています。

そして、飛び先の競馬予想サイトでも、非会員TOPページを表示した際に、ブラウザ上で広告コードが表示されないようにするサイトが出てきています。

口コミ評価サイト上でも競馬予想サイト上でも、広告コードの確認ができない状態が増えているのです。

続いてこうした状態の時に、口コミ評価サイトでリンクされている転送URL・短縮URLを調べる事で、広告コードの有無を確認する方法を2つ紹介します。

※2020年7月30日に3つ目の広告コードの有無を確認する方法を追記しています。

URLチェッカーで確認する方法

口コミ評価サイトの転送URL・短縮URLリンクから、どこのURLへ転送されているのかこちらのURLチェッカーというツールで調べます。
前項の画像で赤い枠で囲まれている転送URL・短縮URLをURLチェッカーで調べたものがこちらの画像です。

画像の転送履歴に表示している、赤枠で囲まれた部分(順番2)に表示しているURLが最終的な飛び先になります。
この結果から、口コミ評価サイトで掲載されている「http://umakuru.com/pad/?1787」というリンクは「http://report-invest.jp/c/vru0118」という競馬予想サイトの広告コード付きURLに転送されている事がわかります。

※「vru0118」という競馬予想サイトドメインの後の文字と数字が広告コードという事になります。

せき ごうせき ごう

URLチェッカーでフォームに調べたいURL入力して「取得」クリックするだけで転送先がわかるの簡単ぽよ~。

しょかつあやとしょかつあやと

でもURLチェッカーで入力しても転送履歴に転送先が表示しない転送URL・短縮URLがあるっす。

しば あとむしば あとむ

phpを使って転送しているのか、metaを使って転送しているのかといった技術的な違いでURLチェッカーでは確認できないケースがある。

せき ごうせき ごう

php?よくわからないぽよ。
どうすればいいぽよ?

しば あとむしば あとむ

大丈夫まだ確認方法はあるから。
それがもう一つの方法だよ。

HTMLソース表示ツールで確認する方法

URLチェッカーで、転送URL・短縮URLを調べた結果、転送履歴に何のURLも表示しない場合があります。
その時は、HTMLソース表示ツールを使って転送先のURLを調べます。
「入力したURLのHTMLソースを解析・表示します。」という表示の下にある入力フォームに転送URL・短縮URLを入力し「表示」というボタンをクリックすると下記のような画面が出てきます。
上記画像の赤枠内の「URL=」以降が転送URL・短縮URLの転送先のURLとなっています。

http://report-invest.jp/c/adp0002という広告コード付きURLへと転送される事がわかります。

※「adp0002」という競馬予想サイトドメインの後の文字と数字が広告コードという事になります。

せき ごうせき ごう

便利なツールぽよ~。

しょかつあやとしょかつあやと

こういうツールがあるのは助かるっす。

しば あとむしば あとむ

他にも探せば転送URL・短縮URLの転送先がどんなURLになっているのか確認できるツールはいっぱいあるから探してみるといいよ。

Web便利ツール一覧@ABASHIで確認する方法(2020年7月30日追記)

「URLチェッカー」「HTMLソース表示ツール」で転送URL・短縮URLを調べても広告コード付きURLを確認する事ができない場合があります。
その時は、Web便利ツール一覧@ABASHIというサイトで提供されているリダイレクトチェッカーを使って転送先のURLを調べます。
「リダイレクトをチェックしたいURLを入力してください。」という表示の下にある入力フォームに転送URL・短縮URLを入力し「チェックする」というボタンをクリックすると下記のような画面が出てきます。
画像の実行結果として表示している、No1がチェックをした転送URL・短縮URLで、No2とNo3が転送先となっており、赤枠に表示している最下段のURLが最終的な飛び先になります。
最近では、以下のような手順で複数回の転送を行い広告コードを隠そうとする競馬予想サイトが増えてきているので注意が必要です。
「転送URL・短縮URL」⇒「広告コード付きURL」⇒「広告コードがついてない通常のURL」
このように口コミ評価サイト上でリンクしている転送URL・短縮URLを広告コード付きURLへと転送をかけた後で、再度広告コード付きURLを競馬予想サイトのドメインのみのURLへと転送をするのです。
するとweb上では、口コミ評価サイトからのリンクを踏んで、開いたサイトのURLをブラウザ上で確認してみると、広告コードが付いていない通常のURLが表示する形になります。
「Web便利ツール一覧@ABASHI」が提供しているリダイレクトチェッカーのページには「リダイレクトが5回以上繰り返される場合は、処理を中断します。」と書かれてありますので、5回までのURLの転送を追えるようです。
ここでリダイレクト(転送)のチェックができない場合は、5回以上URLの転送が行われているという事になります。
口コミ評価サイトがリンクのアクセスを自前で測る為に転送URL・短縮URLを用いるという事自体はありえる事です。
ですが、アクセスを自前で解析するのに複数回のリダイレクト(転送)をかける必要はありません。
ましてや「Web便利ツール一覧@ABASHI」で追えないような5回以上のリダイレクト(転送)をする必要は絶対に無いです。
しょかつあやとしょかつあやと

リダイレクト先のURLにリダイレクトをかけるって意味わからないっす。

せき ごうせき ごう

その時点で何か悪いことしているって感じぽよ。

しば あとむしば あとむ

複数回、URLのリダイレクトをかける必要性はどこにもないからね。
「Web便利ツール一覧@ABASHI」でリダイレクト先のURLがわからないという事は5回以上リダイレクトをしているという事になる。
これは何を意図しての事だと思う?

しょかつあやとしょかつあやと

それ絶対広告コードを隠そうとしてるっすよ。

せき ごうせき ごう

それしかないぽよ。

しば あとむしば あとむ

「Web便利ツール一覧@ABASHI」でリダイレクト先のURLが確認できない場合は、広告コード隠しを行っていると言ってもいいだろうね。

管理人まとめ:広告コードが悪いのではなく口コミ操作・捏造こそが悪

しば あとむしば あとむ

今回は広告コードについて学んできたわけだけど、何か感じる事はあったかな?

せき ごうせき ごう

広告コードがついてるとなんか悪い事してるって感じちゃうぽよ。

しょかつあやとしょかつあやと

広告コード自体は、競馬に限らずいろんなジャンルのwebサイトでも使われているわけで決して悪いものではないんすけどね。

しば あとむしば あとむ

競馬予想サイト業界が、「競馬予想サイト」「広告代理店」「広告会社」が結託して口コミの操作・捏造を行っているから、そういう印象を持ってしまうのかもね。

せき ごうせき ごう

なるほどぽよ~。

しば あとむしば あとむ

例えば、競馬関連のサイトに競馬予想サイトのバナーが張ってあって、リンク先が広告コード付きURLだったとしても何もおかしい事じゃないからね。

しょかつあやとしょかつあやと

広告の費用対効果を見るのは企業としては当たり前の事っすね。

しば あとむしば あとむ

口コミや評価を捏造しているから、広告だと利用者に感づかれてしまうのがまずいからこそ広告コードを隠そうとする行為が出始めている。

せき ごうせき ごう

広告だすのは堂々とやればいいぽよ。
なんでこそこそやろうとするぽよ?

しょかつあやとしょかつあやと

いや、口コミを見せて集客する仕組みで、広告だってばれたら利用しようとは思わないっす。

しば あとむしば あとむ

広告コード=「悪」ではなく、口コミの操作・捏造を行うような行為が「悪」という事だね。